• IDENTITY
  • 最大の特徴
SolaではITインフラの構築や、ソフトウェアの開発を行う際、要件定義や設計から、構築実装、運用保守に至るまで、全工程を一貫して対応できることを強みとしています。中でも、技術者集団として私たちがこだわるのは、描いたものを具体的に形にする=“作る”工程について自ら担えること。IT業界において受託した業務を他社に再委託するケースは多く見られますが、Solaでは基本方針として、技術に関する業務を他社に再委託することはありません。

例えばインフラであればサーバー設置や設定、ネットワークの接続からソフトウェアのインストールに至るまで、開発であればフルスクラッチでのプログラミングも、自社に所属するエンジニアの内製で行います。自分たちが作れない、わからないものは、良いか悪いか判断ができないと考えているからです。

この、技術に関する業務を再委託しない「技術内製へのこだわり」は、事業面での差別化要素でもあり、エンジニアの仕事の特徴やプロジェクトチームの作り方にもつながる点で、Solaの最大の特徴となっています。内製にこだわることは自社に工数を抱える点で、短期的な経営効率は良くないかもしれません。ただ、プロとして仕事をする以上、技術を手放さず、自分たちの仕事に責任を持てる会社でありたいと考えています。
技術内製へのこだわりには背景があります。Solaは「IT業界の多重下請け構造」への問題意識を理由の一つとして、エンジニアが立ち上げた会社です。業界構造を変えるためには、自分たちが元請や元請に近い立場で仕事をできる実力が必要だと考えていました。一方で自分たちが元請を担えたとしても、その先に2次請、3次請、4次請…が生み出され続けたとしたら?それは「業界構造を変えたい」という想いと矛盾するのではないか。だから私たちは、自分たちが最終ラインであることにこだわっています。

システムが大規模化、複雑化し、用いられる技術が多様化している現在、1社単独で担える役割には限界があり、ある意味では理想論かもしれません。意味のある協業もあり、業界に存在する再委託を完全に否定してはいません。ただ、Solaという自らでコントロールできる範囲において、行けるところまではこのスタイルにこだわっていきます。

想いだけで技術内製にこだわっているのではなく、メリットあるからこそのこだわりです。

MERIT.01
エンジニアの
こだわりに応えられる
具体的なモノづくりまで携わり、技術的な手触りを実感できる、そんなエンジニアのこだわりに応えることが可能です。
MERIT.02
プロジェクト品質を
担保しやすい
自社メンバーだけでチームを組むため、必要とあらば Sola の個社判断でさらなる品質向上やリカバリを図ることが可能です。
MERIT.03
自社にノウハウを
蓄積できる
技術面・管理面のいずれにおいても、ベンダーコントロールでは得られないノウハウを、経験プロジェクトの分だけ蓄積可能です。

そうはいえど正直、当然デメリットも存在しています。

DEMERIT.01
受注できる
プロジェクト数に限界がある
工数が足りないので他社にお願いするという判断を基本的に行わないため、自社エンジニアの稼働工数が受注限界となります。
〇 Sola の考え方
中長期的には競争優位性につながる
提供品質や遂行姿勢が顧客への付加価値になる
DEMERIT.02
リーダークラスに
大きな負荷がかかる
リーダーは品質責任を負う一方で、保有技術や経験にバラつきのあるメンバーを率いて成果を出す必要があります。
〇 Sola の考え方
育成できる会社ほど成長する
誰しも最初は誰かに育ててもらっている
DEMERIT.03
手間のかかる調査や
作業が増える
具体的にモノをつくるということは絵に描いた餅で終わるのではなく、エラーとの戦いをはじめ、細部まで詰めきることが必要です。
〇 Sola の考え方
細部にこそ差別化要素や学びがある
実効性のある問題解決やシミュレーションにつながる

メリットとデメリットを天秤にかけ、メリットの方が大きいと判断したからこそ、意志を持ってこのスタイルを追求してきました。
決して楽なことではありませんが、それでも共感してくれる、そのような仲間に出会えることを楽しみにしています。