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  • 技術と役割
EXPERTIES & ROLE
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Solaの現在の主軸は受託ビジネスです。顧客の数だけ、プロジェクトの数だけ、異なる要件が存在し、そこで必要とされる技術も様々。もちろん受託ビジネスを行われている企業の中でも、技術戦略上、「選択と集中」を図り、特定技術に特化している企業もおられると思います。ただ、Solaの技術戦略はその逆張り。「対応できるエンジニアがいるかわからないけど、とりあえずSolaに相談してみよう」とお客様に仰っていただけるポジションを目指しています。

結果、Solaのエンジニアは様々な技術と向き合うことになりますが、自社サービスを主軸とされる企業のインハウスエンジニアとの違いはここにあると考えています。特定の技術に特化して深耕されたい方はインハウスエンジニアという道がよいかもしれません。一方で幅広い技術に興味がある方には、おススメできる環境がSolaにはあると自負しています。
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「最新の技術に触れられますか?」と質問をいただくことがあります。ズルいようですが、半分YESで半分NOが回答になるというのが正直なところです。「最新」か否かは重視しておらず、「最適」か否かを重視しているからです。顧客価値、言い換えればプロジェクトの成功のために、必要であれば何でも使います。最新技術を用いて実現できることが必須になるのであれば当然使いますし、レガシーな技術の方が安定性・セキュリティ・コストが担保されるならばそちらを使います。

例えば...

クラウドの利用頻度は多いが、
コストやセキュリティ面で必要とされればオンプレで構築
クラウドの利用頻度は多いが、コストやセキュリティ面で必要とされればオンプレで構築
AWS・Azure・GCP 何でも使うが、
Firebase を利用したいのでGCP
AWS・Azure・GCP 何でも使うが、Firebase を利用したいのでGCP
何でも Python ではなく、処理速度が必要な場面では
静的型付け言語の Java や C# 等を使用
何でも Python ではなく、処理速度が必要な場面では 静的型付け言語の Java や C# 等を使用
toC 用途なら iOS/Android 両方がほぼ必要なので、
Flutter、toB 用途で Android のみなら Kotlin 使用
toC 用途なら iOS/Android 両方がほぼ必要なので、Flutter、toB 用途で Android のみなら Kotlin 使用

上記はあくまで一例ですが、技術特性を見極め、プロジェクトに最適な技術を選択することがSolaのスタイルです。

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幅広い技術領域に対応する一方で、「最大の特徴」にあるように、Solaは自社エンジニアによる内製にこだわっています。内製にこだわりながら、幅広い技術領域に対応するためには? 当然ながら個々のエンジニアの技術的な守備範囲を広げる必要があります。そのために、Solaでは以下を前提としています。

【1】エンジニアの職種を敢えて細分化しない
世の中では関わる範囲や用いる技術により、エンジニアは細かく分類されるようになってきました。時代に逆行するようですが当社のエンジニア区分は「インフラエンジニア」と「開発エンジニア」の2区分のみ。強みとする技術は有しつつ、関連領域に幅広く対応することを前提としています。
【2】 「いま出来ること」だけに縛られないプロジェクトアサイン
得意技術だけでプロジェクトアサインが決まるならば、自学以外で技術の幅が広がることはありません。技術変化の速いIT業界で、特定技術のみに依存することは、エンジニアの市場価値の面でリスクだと考えています。プロジェクトを経験するほど、エンジニアとしての幅が広がっていくアサイン方針を前提としています。

もちろんお客様に迷惑をかけるわけにはいきません。チームで技術力と成果を担保します。また全くやれないことを社員に求めるつもりはありませんので、キャッチアップ可能な範囲を見定めます。出来ることを仕事にする方がその瞬間の快適さはあるかもしれませんが、「程よいストレッチ」を求められるからこそ、負荷の分だけ成長実感が得られ、それが社員のやりがいになり、同時に会社の成長エンジンにもなると考えています。

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幅の広さは技術だけではなく、担う役割についても同様です。エンジニア職としてSolaに入社してくれる人で、「インフラの運用だけを続けていたい」や、「開発のプログラミングだけをしていたい」という方はあまりおらず、「上流から下流まで一貫して担えるようになりたいから」という方が多いです。その期待につながるSolaの業務は以下です。

●経験業務のローテーション
インフラ・開発いずれも大きく分けて、要件定義・設計・構築/実装・テストなど「作るプロジェクト」と、運用・保守など「守るプロジェクト」が存在します。一方だけでなく、作られた背景を理解した運用をするためにも、運用を想定した設計をするためにも、「作る」「守る」の両経験を積めるようにローテーションしていきます。
●プロジェクト開始からリリースまでの一貫対応
「作るプロジェクト」の中でもAさんは設計のみ、Bさんは構築/実装のみ、といった縦割りはありません。プロジェクトに参加するタイミング次第ですが、基本的にはプロジェクトの開始からリリースまで、チームメンバー全員が全工程を並走していきます。年次を問わず幅広い経験をすることが可能です。

要件や設計を理解した上で構築や実装を行うことはアウトプットの品質向上につながります。また、将来どのようなキャリアを選ぶにせよ、幅広い役割を担えることは社員の市場価値につながります。

非効率さもあるかもしれませんが、長い目で見れば顧客・Sola・社員のいずれにとってもWinにつながると考えるからこその方針です。

EXPERTISE
Solaのエンジニアについて、技術も役割も、共通するキーワードは「幅の広さ」。当然ながら「広く浅く」では業務に耐えうるものにはならず、深さも必要です。「広く深く」を目指すなんて欲張りなことを言っている自覚はあります。ただ、せっかくエンジニアとしてSolaを選んでくれた以上、成長実感を提供できる会社でありたい。だからこそ、短期的な非効率さは覚悟の上で、今のスタイルを選択しています。
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